懐古趣味

皆がそうではないと思いますが、オレの知るアメリカ人は、むしろ、歴史コンプレックスのような感情さへ持ってました。

我々が、欧米の歴史に感心するのと同じくらい”懐古趣味”とはまた違う、サカナスキーさんの仰るような”伝統”を継承したい気持ちは、むしろ階級制度と縁のない自由主義国の人のほうが強いようです。

資本主義により”経済的豊かさ”と、民主主義による”平等主義”を至高の価値と捉えていた人たちが、少数の特権であった筈の「芸術、学問的貴族主義」に陥るとは不思議な皮肉ですね。

それらの真髄に触れる事は、対価を惜しまず珍しい宝を手に入れるのとは、訳が違うと思うのですが。例えば、平安時代だと、藤原道長のみが白米を常食していたらしいです。 天皇ではないことに注意してください。

藤原道長が、仮にどんなに悪党だとしても、武力行使で彼を除こうとする人が仮に現れたとしても、「君側の奸を除く」というスローガンになり、体制は保たれるでしょう。 天皇自体が絶対的な権力を誇り、しかも悪党だったとすれば、これは革命が起きても仕方ない状況といえましょう。

で、仮に、天皇のみが白米を常食しているとします。天皇に絶対的権力があるとして。